一般歯科

一度、むし歯になった歯は放って置いても決して自然治癒はしません。 むし歯でできた穴は、小さいうちは歯の神経(歯髄しずい)に触ることもなく、金属やレジン(歯に似た白い色調の特殊なプラスチック)などの詰め物(充填じゅうてん)をして復元します。いずれも、1~2回の治療ですむのがふつうです。むし歯の穴が大きくなると、例えば歯の神経を抜くようなおおきな欠損になると詰める処置では困難なので冠(クラウン)を被せることになります。また、もっとむし歯が進むと残念ながら歯を抜かなければなりません。たくさんある歯(親知らず歯まで入れると32本あります。)だから、一本位抜けてもいいや なんて、思いがちですが、抜けたまま放って置くと、

  • 抜けた歯の空間を埋めるように隣の歯が抜けた方に傾き、抜けた歯とかみ合っていた歯が延びてきます。
  • 傾いたり、延びたりすると、歯並びが悪くなり、それによってものがはさまりやすくなります。
    また汚れやすいところが増えてきて、むし歯や歯周病をひきおこしやすくなるのです。
    やがて、かみ合わせが悪くなり、より歯周病を助長したり、かむ力が大幅に弱くなり、顎の関節にずれや痛みがでるようになると顎関節症と呼ばれるようになり、全身疾患(頭痛、肩こり、めまい、腰痛、精神的不安・失調、など)をひきおこすことさえあります。 


 

レーザー治療のご案内 

当医院は、最先端高度医療機器である炭酸ガスレーザーを導入し、歯科治療を行っております。

レーザーで治療する事により、今までよりも短時間で治療を行う事が出来るようになりました。従来の治療方法に比べても、痛みや出血が少なく麻酔や投薬の量を減らすことも可能になります。
従来の電気メスとはちがい、妊婦の方、ペースペーカーの方でも安心してご使用になれます。

※使用する症例は、おもに下記の症状です。

小児の虫歯予防・歯質の強化(シーラント処理)

知覚過敏症による痛みの緩和

歯肉や膿瘍の除去・切除・切開

顎関節等の痛みの鎮痛緩和

歯槽膿漏、歯肉炎で歯肉が腫れている場合の治癒促進

治療する根管(歯の根っこ)の中の殺菌~乾燥

口内炎・口角炎・義歯装着時の痛みの緩和

メラニン色素(歯肉の黒ずみ・沈着)の除去

歯周病の歯肉改善

 レーザー治療後のご注意 

特に注意する事はありませんが照射直後は茶色に炭化し、2~3日後に白いベラーク(潰瘍の様なもの)が照射部位に発生いたします。これはフィブリンというコラーゲンの集まりで、表面を保護する役目ですので心配いりません。歯磨きの際は、歯ブラシが当たらない様にして下さい。

ご不明なことは院長までお聞き下さい。

院長

半導体レーザーフィリオ

コンパクトでハンドリングが軽快なもう一つのレーザー。
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細いファイバーチップで、さらに多くの治療方法を提供する第2のレーザー、半導体レーザーフィリオ。
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